転職初日を成功させるための心得16選【持ち物・服装・挨拶など】

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新しい職場での初日は大変なものです。職場の人からの第一印象を左右させる唯一の機会ですし、確実に良い印象を与えたいものです。新卒でご入社される方も、経験豊富なプロフェッショナルの方も、新しい仕事を始める時は、興奮と緊張が入り混じっていることでしょう。今回は、入社初日から数週間の間に心に留めておくべきことをご紹介します。 また、弊社が以前公開しました「退職届・退職願の書き方」の記事では、円満退職のコツも解説しておりますので、よろしければご覧くださいませ。

 

1. 初日の服装には気を配る

仕事の初日は、やはり自信を持って快適に過ごしたいものです。仕事を始める前にドレスコードを確認しておくと良いでしょう。オフィスカジュアルが好まれる職場もあれば、ジーンズとTシャツのようなリラックスした環境の職場もあります。この場合、デザイナーズスーツで着飾るのも控えたいものです。もし面接時に聞きづらい場合は、オファーレターをもらった際、リクルーターや企業の人事担当者に聞いてみることをおすすめします。

 

2. 遅刻は厳禁!

出勤する際のルートを事前に確認しておきましょう。初日に10分も遅刻してきたら第一印象は良くありません。10~15分ほど余裕を持って出社しましょう。また、あまり土地勘のない方は予期せぬ交通トラブルに備え、いつもより少し早めに出発すると良いでしょう。遅刻のリスクをゼロにするために、事前にカフェに立ち寄りコーヒーを飲むなどしてリラックスする時間を取ることもおすすめです。

 

3. 自己紹介をすることを恐れない

これは、長い目で見れば必ず役に立ちます。チーム内の人、一緒に仕事をすることになる人、部下や上司など、適切な人達に軽く自己紹介しておきましょう。時間が経つと、廊下を歩いている同僚の名前すら知らないと気まずくなり、紹介するのが遅くなってしまうこともあるため、これは早ければ早いほど良いでしょう。新しい職場で快適に過ごせるように、より多くの人と知り合いになることを心掛けてください。こうすることで、後々他の人に助けを求めなければならない場面に遭遇した際も、アプローチしやすくなります。

 

4. チームメンバーを知るための時間をとる

一緒に働くチームを知らないまま、プロジェクトに参加しようとしてはいけません。チームメンバーとの関係を築く努力をすることはとても大切です。ランチやお酒を飲みに行き、仕事以外の話をしてみると良いでしょう。プライベートでも良い関係を築くことはビジネス上での関係性もより強固にし、居心地の良い仕事環境づくりにも繋がります。結局のところ、これからチームメンバーと毎日一緒に働くことになりますし、皆様がこの新しい仕事を楽しむためにもこの新しいキャリアで成功するためにも、彼らとのコミュニケーションを大切にしましょう。
この機会に、あなたのチームメンバーがどのようなコミュニケーション手段を好むかも確認しましょう。直接会って話をしたい人もいれば、質問はメールで記録しておきたい人もいるでしょう。適切なコミュニケーションの手段を事前に知っておくことで、チームのプロセスに即座に対応することができ、自分にも同僚にとっても最も効果的な方法でコミュニケーションをとることができます。

 

5. 上司と明確な目標を立てる

自分がどのように評価されているのかを最初に知っておくこと、また自分が目指すべき目標を設定することは非常に重要です。明確な目標を持つことは成功に不可欠ですし、現時点で最も関わる可能性の高いプロジェクトや、自分が参加しなければならないプロジェクトを把握しておくのも良いでしょう。入社初日にはたくさんのことを吸収しなければならないかもしれませんが、これから携わることになるプロジェクトについて、事前に把握しておくことは非常に重要です。
また、入社後最初の2~3週間で達成するべきゴールを、上司に5~10個聞いてみるのもいいでしょう。こうすることで、自分の仕事量の配分を即座に始められますし、上司、チーム、そして自分へ求められていることをについて把握し、場合に応じては話し合いの場を設けることもできます。
そして、上司と相談し、自分のパフォーマンスをどのように評価するかも確認しておきましょう。例えば、特定のパフォーマンス管理プログラムがあるのか、大きなゴールは何なのか、などについて尋ねると良いでしょう。組織はそれぞれ異なるので、自分が何を目指すべきなのかを把握しておきましょう。

 

6. できるだけ多くの名前を書き留めておく

よほどの記憶力がない限り、全員の名前をすぐに覚えることはできないでしょう。しかし、一緒に働くことになる重要な人の名前をすぐにメモしておくのは良いアイデアかもしれません。新しい上司を1週間ずっと間違った名前で呼ぶような恥ずかしい事態は避けたいものです。
また、自分が知っておく必要のある主要なステークホルダーは誰なのかを確認できる、良い機会にもなります。例えば、グローバルな企業であれば、世界中の人々と連絡を取らなければならないかもしれませんし、オフィスにいるメンバー数名とのみやり取りすることになるかもしれません。どのような状況であっても、日常的にコミュニケーションをとる相手を見つけ、率先して電話をかけたり、会ったりするようにしましょう。
どのような状況であっても、日常的にコミュニケーションをとる相手を見つけ、率先して電話やミーティングを設定して自己紹介をしましょう。そうすることで、先手を打つことができ、積極的な第一印象を与えることができます。

 

7. できるだけ多くの情報を吸収する

業務の流れやチームのコミュニケーション方法、そしてもちろん最寄りのコーヒーショップの場所なども含め、初日には学ぶべきことがたくさんあります。最初のうちは、会社と会社が掲げる幅広いゴールを中心に、できるだけ多くのことを吸収しようとするのが良いでしょう。ただし、すぐに覚えられなくてもご自身を責めず、ゆっくりと慣れていきましょう。

 

8. できるだけ多くの機会にイエスと言う

新しい仕事には、ボランティア活動や社会貢献活動など、様々な活動に取り組む機会がつきものです。以前ある取り組みに参加して自分には合わないと感じた場合でも、もしくはこれまでこのような取り組みに参加したことがない場合でも、折角ですからこの機会にできるだけ多く参加してみることをおすすめします。新しい仕事を始めるのですから、これまでにない新しいチャンスを受け入れる絶好の機会ですし、このような取り組みへの関心と熱意を示すことで、より幅広い同僚と出会うための新しいチャネルを設けることにもなります。たとえスタートアップ企業で働いていたとしても、他の同僚と一緒に仕事をする機会があまりないこともあり、その場合、こういった活動が彼らと知り合うために役立ってくれるかもしれません。

 

9. できるだけ多くのミーティングに参加する

ミーティングは時間の無駄に思えることがあります。しかし、入社して間もない頃、特に初日は、会議に出席して会社の情報をできるだけ多く吸収することほど有益なことはありません。ミーティングに参加すればするほど、自分の役割が会社の中でどのように位置づけられているのかを知ることができます。これにより、より良い仕事ができるようになり、会社に大きな価値を与えることができます。また、ミーティングは組織内でできるだけ多くの人に会うための素晴らしい方法でもあります。

 

10. 質問することを恐れない

どうしても理解できないことがあれば、誰かに聞いてみましょう。答えのないことに悩んで時間を費やすことはありません。同僚を困らせるのではないか、くだらない質問ではないかという不安から、質問をするのをためらってしまいがちですが、皆様はチームの一員であることを忘れないでください。まだ仕事の初期段階にあるため分からないことが山ほどあるのは当たり前ですし、必要なときに助けを求める権利は十分にあります。怖がらずに聞いてみましょう。

 

11. 短期で達成可能な目標を立てる

日々の仕事に追われる前に、達成したいゴールを考える時間を確保することは大切です。長期的な目標だけでなく、達成可能かつ短期的な目標も頭の片隅に置いておきましょう。そうすることで、仕事を始めてすぐに達成感を得ることができ、モチベーションアップに繋がります。
もちろん、長期的な自分のキャリア目標にとって何が重要なのかを考えることも忘れないようにしましょう。半年後の自分はどうなっているでしょうか?チームにどのような貢献ができていますか?

 

12. 早い段階でフィードバックを得る機会を設ける

上司が自分のパフォーマンスを評価してくれることは、自分にとって大きな助けとなります。恐れずに、自分のパフォーマンスはどうかを上司に尋ねてみましょう。ポジティブなフィードバックを受ければ、パフォーマンスが向上しますし、建設的なフィードバックを受ければ、改善すべき点を見つけ、問題を早期に解決することができます。また、新しい職場環境では特に、自分のやり方が正しいかどうかを確認したいものです。

 

13. メールの受信箱を整理する

入社初日は受信箱が比較的空いている状態でスタートするかもしれませんが、すぐに様々な連絡が受信箱に殺到するようになります。特に、在宅勤務やリモートワークが多い今日の職場環境では、メールがあっという間に溜まってしまいます。受信箱が整理されていると、メールの重要度によって優先順位をつけたり、お知らせやリクエストをフィルタリングしたりするのに役立ちます。仕事に追われるようになった時に、このことを実感できるはずです。

 

14. チーム内の問題を解決する方法を見つける

問題を即座に解決している人は、すでにチームへ価値を付加していることになり、これは最高の第一印象の一つとなります。課題が何であるかを理解し、解決策を見出そうとする関心は、チームや上司との良好なスタートを切るのに最適な方法です。たとえ最終的に問題が解決しなかったとしても、解決策を考える能力があることで、皆様の熱意と積極性を見てもらうことができます。

 

15. メモを取る

仕事を始めたばかりの時も、仕事を始めて1ヶ月目の時も、頭から抜け落ちてしまうことがあるでしょう。必要なときに参照できるように常にメモを取ることを忘れないでください。また、重要な情報をメモしておくと、忘れたり、同じ質問を何度もしたりすることも防げるので便利です。

 

16. LinkedInで繋がる

これは、会って自己紹介をした相手とつながり、覚えておくのに最適な方法です。同様に、同僚に皆様のことを知ってもらうことができます。また、彼らの経験やボランティア活動の経験など、彼らのことをもっと知るためのプラットフォームとしても活用できます。

 

転職初日のための事前準備

刺激的な旅の始まりである新しい仕事の初日を、皆様が有意義に過ごせることを祈っています。最後に、新しい仕事を始める前に精神的な準備をするためのヒントをいくつかご紹介しまします。

 

1. お祝いをしましょう!- 転職前は、お気に入りのレストランで自分にご褒美をあげる絶好の機会です。できれば旅行にでも行き羽を伸ばしたいところです。

2. リラックスする – いざ入社し、本格的に新しい仕事が始まると、 罪悪感なくNetflixを楽しめるのはしばらく先のことになってしまうかもしれません。この機会に、仲の良い友達に会っておくのもいいかもしれません。

3. スケジュールを調整する - 新しい仕事を始めた3日後に親知らずの抜歯をするなんてことは避けたいものです。

4. LinkedInを更新する - 新しい同僚が皆様に抱く第一印象になるかもしれません。

5. ソーシャルメディアをプライベートモードにする - 昨年のクリスマスパーティーでのご自身の写真を、新しい同僚に見られたいでしょうか?

6. 髪を切る – やはり初日には自信を持ちたいものですし、周りに良い第一印象を持ってもらうことも大切です。

7. 興味深い自己紹介を考えておく - 誰もが新人について知りたがっているので、1対1の自己紹介で共有できるような、印象的なエピソードを用意しておきましょう。

8. 昔の同僚の連絡先を持っておく – 人脈は大切にしましょう。いつ役に立つか分かりませんよ。

9. 新しい上司と連絡を取る - 今のうちに連絡を取り合い、強力なコミュニケーションラインを確立しておくと良いでしょう。また、会社のことをより深く知る、良い機会になるかもしれません。

10. 一人の時間をつくる - 頭をすっきりさせ、これから仕事やプライベートで何を達成したいのか、真剣に考える時間を設けましょう。

 

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